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緒言(1ページ) 分子研リポート2012 | 分子科学研究所

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Academic year: 2018

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点検評価と課題 291

7.点検評価と課題

昨年度に引き続き G raham. F leming 教授(Univ.. C alifornia,. B erkeley,. US A )と柳田敏雄特任教授(阪大)に研究顧問 をお願いし,所全体の研究評価,研究体制についての提言をいただいた。また UV S OR に関して A dam. Hitchcock 教授

(McMaster.University,.C anada)に活動評価等をお願いした。

G raham. F l emi ng 教授は光化学研究の世界的リーダーであり,また現在 U C ,B erk el ey 校の研究担当副学長を兼務さ れている。また L awrence. B erkeley. National. L aboratory(L B L )の副所長も務められた経験があり,世界の研究の動向, 研究の運営,施策に精通している。F leming 教授は2012年10月に約一週間,分子研に滞在し,各研究リーダー(PI; 教授および准教授)からのヒヤリングを行い,また国際性,世界における研究の位置づけなどの現状などを分析して い た だ い た。F l emi ng 教 授 に よ る 研 究 所 全 P I の ヒ ヤ リ ン グ と 評 価 が 2010 年 度, 2011 年 度 と 含 め て 完 了 し た。 F leming 教授の評価,提言は,本7章にレポートとして掲載してある。

また A dam.Hitchcock 教授は軟X線分光の分子科学研究の権威である。10月初旬に UV S OR に関係する全研究グルー プのヒヤリングを行い,またすべての B Lの設備の状況を評価していただき,特に U V S O R 光顕微分光装置の立ち上 げに多大のアドバイスを頂いた。

H i tchcock 教授の U V S OR 施設の評価は(1)所内グループが所内専用 B Lで新しい分子科学の研究分野を切り開く スタイルは,国際的にも他にない UV S OR の大きな強みであること,(2)その特徴をさらに強化すべく,所内グルー プを増強すべきであり,(3)U V S OR 単独ではなく所内の各種装置も併用できる研究環境を生かした国際共同プログ ラムを戦略的に進めるべきであり,(4)U V S OR のようなリング型放射光源は時間分解実験に向いていないが,所内 のレーザー利用研究者と協力して,時間分解の実験を手がけるべきであることなど,具体的で建設的な提言を頂いた。

こ れ ら の 評 価 以 外 に も, グ ル ー プ リ ー ダ ー(P I, 教 授 お よ び 准 教 授 ) に よ る 研 究 発 表 会( 所 長 ヒ ヤ リ ン グ ) を 2012年4月に行い,研究顧問の柳田敏雄特任教授にも参加いただき,研究の評価と将来の方向に対する提言を頂いた。

(大峯 巖)

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